その考えがなければ、
あなたはどうなりますか?
バイロン・ケイティについて
この「ワーク」(The Work) を始めたバイロン・ケイティの仕事はただひとつ、自分の苦しみをどう終わらせるかを人々に教える、ということです。彼女は「ワーク」(The Work)と呼ばれるパワフルな自己探求のプロセスを通して、人々を導きます。それにより、人々は人生や他人、自分自身についてのストレスを生み出す考えが根本的に転換し、人生が変わったことに気がつきます。
「ワーク」は、どのように苦しみが生み出され、終わるのかということに関するケイティの実際の体験に基づいています。
驚くほどシンプルなプロセスで、どんな年齢や背景を持つ人でも、取り組みやすいのです。ペンと紙とオープン・マインド以外、何も必要ありま せん。
誰でもこのプロセスを通じて、自分の不幸がどこから来ているのかをたどり、それを断ち切る方法を学ぶことができます。ケイティ(みんなにこう呼ばれています)は、世界のあらゆる問題が私たちの考えからくることを示すだけではなく、思考の幅を広げ、自分を自由にするための道具も与えてくれます。
ケイティは、三冊のベストセラーの著者でもあります。
人生を変える4つの質問 (アーティストハウス)
(Loving What Is)
探すのをやめたとき愛はみつかる (創元社)
(I Need Your Love―Is That True?)
喜びは千の名前をもつ
(A Thousand Names for Joy)
「考え」を探求し、世界を変える
(Question Your Thinking, Change the World)
*2007 年発行
ストーリーなしであなたは誰?
(Who Would You Be Without Your Story?)
*2008 年発行
トラさん、それは本当ですか?
(Tiger-Tiger, Is It True?)*2009 年発行 *ケイティの最初の児童書。ハンス・ウィルヘルム画。
どのように「ワーク」は始まったか
バイロン・ケイティは、30代前半に深刻なうつ状態になりました。約10年の間、うつ、激怒、自己嫌悪、絶え間ない自殺への思いに陥り、最後の2年間は寝室から出ることができないこともよくありました。
そして1986年2月のある朝、彼女は人生を変えるほどの大きな気づきを体験しました。このような体験にはさまざまな名前がありますが、ケイティはこれを「現実への目覚め」と呼んでいます。
あれは「時間のない」瞬間でした、と彼女は言ってい
ます。
自分の考えを信じている時は苦しく、信じていない時は苦しくない。そしてこれはすべての人に当てはまる真実である、ということを発見したのです。自由はそれくらい単純なもの。
苦しみは私の選択だということに気がつきました。そして、自分の中にある、一瞬たりとも消えたことのない喜びを見つけました。この喜びは、すべての人の中にいつでもあるのです。
うつの原因になっていたのは自分を取り巻く世界のせいではなく、自分が世界に対してもっていた考えのためであったと、彼女は気がつきました。こうあるべきだという自分の考えに一致するように世界を変えようとするむなしい努力の代わりに、自分の考えを探求し、現実そのものに向かい合うことで、思いもよらないほどの自由と喜びを体験したのです。その結果、寝たきりの自殺願望をもっていた女性はすぐにも、人生がもたらすあらゆるものへの愛に満たされたのです。
ケイティの「ワーク」と呼ばれる自己探求のプロセスは、この体験から発展したというよりも、あの1986年の2月の朝、彼女と共に「目を覚ました」そうです。「ワーク」を行った最初の人々は、人生が変わったと報告しています。それからまもなく、彼女はこのプロセスを公けの場で教えてほしいと乞われるようになりました。
1986年以来、彼女は、数十万人以上の世界中の人々に「ワーク」を紹介してきました。無料公開イベント、
刑務所、病院、教会、企業、大学、学校、週末ワークショップ、そして彼女が主催する素晴らしい9日間の「スクール」などで実施されています。
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